亞的呼聲 Adiffusion

中華と酒と銭湯と

書、影、樂評

大公報編《我們必勝!港英必敗!》(香港:大公報、1967年11月)「前言」試訳

大した意味もなく和訳してしまった。本来は5月6日にこっそりアップする予定だったが完全に忘れていた。というわけで深夜にこっそりアップ。 本書は香港の代表的な「左報」(左派新聞)である『大公報』が六七暴動の末期に発行した写真集。六七暴動は大陸にお…

2021年よく聴いた音楽のこと

今年よく聴いた曲のメモ

朦朧園丁Hazy Gardeners - 曾經某地Somewhere in Timeを聴いていること

去年の夏も聴いていていたが、最近よく聴いている。 當天的天空(あの日の空は)現已是場夢(もう夢のことになってしまった) 穏やかに物悲しい歌だ。 www.youtube.com 激動の2019年が過ぎ、コロナと国安法がやってきて、表面上は一気に「静寂」が支配した街…

Serriniの《油尖旺金毛玲》を聴いたこと

ここ数年、広東語の勉強という名目でCantopopを聴いている。こうすると何にもなっていなくても勉強をしている気になるのでと、ても健康にいいと思う。とはいえ聴いてるのが張國榮やBEYONDとかの懐メロばっかりだったので、最近のCantopopも聴こうと思い立ち…

入江啓四郎『支那新聞の讀み方—中國報紙研究法—』(タイムス出版社、1935年)

「読書メーター」というものを、大学入ったあたりからやっている。読んだ本や読みたい本などを記録し、感想も書き留められる。読書ノートの代わりに使っていた。一ヶ月の読書量が、冊数・ページ数で出てくるのも、先月より多く読んでやろうという気持ちにさ…