はじめに
ご無沙汰しております。
桜も散り始め、そろそろ新年度を迎えようとしている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回前編↓をアップしてから結構経ってしまったのですが、後編もやっていきます。
後編では、AucklandはDominion Road一帯に所在する新興のチャイナタウンについて、歴史や概要を、実地で撮影した写真を紹介しながら解説していきたい。
- はじめに
- Dominion Rd.の概要
- Dominion Rd.の歴史
- Dominion Rd.の人々
- Dominion Rd.の飲食店
- Dominion Rd. の文化施設
- その他の店舗
- おわりに
このDominion Rd.のチャイナタウンに関しては、すでにCAIN, TrudieほかHalf Way House: the Dominion Road Ethnic Precinct, Auckland: Massey Univ. and Univ. of Waikato, 2011.において、店舗の分布のほか聞き取り調査によって出生地や消費行動なども詳細に明らかにされているので、適宜これを参照する。というか、これ読めば大体は理解できる。この記事のオリジナリティは写真の多さと日本語による紹介の2点に尽きるわけだ*1。
構成としては、まずDominion Rd.の位置関係や歴史を紹介し、続いて、どういう人々がどんな店をやっているかを写真を使いながら紹介していく。
*1:ただ、Cainらの調査では、China-bornはChinaで一括りになっているので、本記事の店舗紹介においてはより中国内部の地域的なバリエーションについても意識して紹介するよう努めた。